転職すべきか、もう半年迷っている人へ。答えが出る日は決まっている
転職すべきか、もう半年も迷っています。自分でも情けなくて
半年、どちらにも決められなかった。それはなぜだと思う
……辞めたい気もするし、逃げなだけな気もして
決められないのは、意志が弱いからではない。まだ答えが出る時期ではないだけだ
転職すべきか、もう半年も迷っている。
求人サイトを開いては閉じる。辞表を書く自分を想像しては、やめておく。辞めたい気もするし、今の不満から逃げたいだけな気もする。決めきれないまま、また一日が過ぎていく。こんな自分は優柔不断なんじゃないか。そう思っているかもしれない。
先に言っておく。それは、優柔不断ではない。
決められないのは、まだ材料がそろっていないから
半年も迷えるということは、逆に言えば、どちらにも決定的な理由がないということだ。
「今すぐ辞めるべき」なら、とっくに辞めている。「何があっても続けるべき」なら、迷いようがない。半年迷うのは、辞める理由と残る理由が、まだ拮抗しているからだ。これは意志の弱さではなく、状況がまだ煮詰まっていないというだけの話だ。
無理に決めたところで、材料がそろっていなければ、あとで「やっぱり違った」となる。今の迷いは、決断を先延ばしにしているのではなく、決断に必要なものがまだ届いていないだけだ。
8月7日は「立秋」。暦が季節の切り替わりを教える日
ここで、暦の話を少しさせてほしい。決断の時期の見当をつけるのに役に立つ。
昔から日本には、一年を二十四に区切って季節の移り変わりの目印にする、**二十四節気(にじゅうしせっき)**という暦がある。「立春」「夏至」「冬至」を聞いたことがあるなら、あれの仲間だ。太陽の位置で日付が決まるので、気分ではなく天文の計算で定まっている。占いカラスが使う暦は、国立天文台が毎年公表している数値に沿っている。
その暦でいうと、8月7日は立秋(りっしゅう)。「秋が立つ」と書いて、暦の上で夏から秋へ切り替わる日だ。
季節の変わり目は、物事が動きやすい。夏の間ずっと同じだった空気が、この日を境に少しずつ入れ替わっていく。
切り替わりの時期には、こわばりがほどける
なぜ暦の話をしたか。
暑さがずっと続くと、体も気持ちもこわばってくる。動くのがおっくうになり、判断も鈍る。真夏に大事な決断をしたくないのは、誰しも同じだろう。
だが季節が切り替わると、そのこわばりがほどける。空気が動けば、止まっていた気持ちも動きだす。あなたの迷いも、季節と同じで、切り替わりの時期にこそ答えが出やすい。
つまり、8月7日の立秋を過ぎたあたりが、半年迷ってきたことに区切りをつけやすい時期だ。今すぐ結論を出そうと焦らなくていい。数週間のうちに、風向きが変わる。
それまでにやっておくこと
決断の時期を待つあいだ、材料をそろえておくと、いざというとき迷わない。どれも今日できる。
- 辞めたい理由を、紙に十個書き出す。 頭のなかだけだと、同じ不満が大きく見える。書き出すと、本当に重いのは二つか三つだと分かる
- その二つか三つが、転職で解決するかを考える。 人間関係の悩みは、次の職場にもある。給料の悩みは、次なら解決する。分けて見る
- 求人を一件だけ、本気で応募する準備をする。 出さなくていい。ただ、職務経歴書を最後まで書いてみる。書けたら、あなたは動ける状態にある
- 今の会社の良いところも、三個書く。 不満ばかり見ていると、失うものが見えなくなる
決めるための材料は、待っているだけでは増えない。手を動かして集めておく。
九星別・この時期の決断の向き
自分の生まれた年から決まる星によって、決断のしかたには向き不向きがある。
| 本命星 | 決断の向き |
|---|---|
| 一白水星・六白金星・七赤金星 | 人に相談してから決めるとよい。一人で抱えると視野が狭くなりやすい |
| 二黒土星・五黄土星・八白土星 | 焦らず、条件を書き出して比べる。数字で見ると迷いが減る |
| 三碧木星・四緑木星・九紫火星 | 直感が当たりやすい。最初に「いいな」と思ったほうを信じていい |
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それでも決めきれないなら
ここまで書いたことは、結局「時期を待って、材料をそろえよう」という話だ。
だが、渦中にいる人にとって、待つのはつらい。毎朝、通勤電車のなかで「本当にこのままでいいのか」と考える。その問いは、待っているあいだも消えない。
そういうときは、誰かに話してしまうのがいい。同僚には言えない。家族に話すと「安定した仕事なのに」と心配される。だから、利害のない相手に話す。占い師に相談するのは、その方法のひとつだ。
答えをもらうためというより、自分が本当は辞めたいのか、それとも今の場所で認められたいだけなのかを、口に出して確かめるために使う。話しているうちに「転職したいんじゃなくて、今の上司に評価されたかっただけだ」と気づくことがある。そこまで分かれば、次にやることは自分で決められる。
まとめ
- 半年決められないのは、優柔不断ではなく、材料がまだそろっていないから
- 8月7日は立秋。季節の変わり目には、こわばった気持ちもほどけて答えが出やすい
- それまでに、辞めたい理由と残るメリットを紙に書き出しておく
- 迷いの正体は、案外「辞めたい」ではなく「認められたい」だったりする
決断は、追い込まれて出すものではない。時期が来て、材料がそろえば、自然と手が動く。