自分に自信が持てないのは、まだ結果が形になっていないだけ
何をやっても中途半端で、自分に自信が持てません
中途半端だと、誰かに言われたのか
……いえ。ただ、周りと比べると、何も成し遂げていない気がして
成し遂げていないのではない。まだ、積み重ねが目に見える形になっていないだけだ
自分に、自信が持てない。
何をやっても中途半端な気がする。仕事もそこそこ、趣味も長続きしない、これといった実績もない。周りは着実に何かを成し遂げているように見えるのに、自分だけ手ぶらで立っている気がする。こんな自分に、胸を張れる要素なんてない。そう思っているかもしれない。
先に言っておく。何も成し遂げていないわけではない。
自信がないのは、積み重ねがまだ見えていないから
自信は、結果が目に見える形になって、はじめて湧いてくる。
あなたが自信を持てないのは、能力がないからではない。やってきたことが、まだ形になって現れていないだけだ。地面の下で根が伸びていても、芽が出るまでは、本人にも他人にも見えない。見えないから「何もしていない」と思う。周りが芽を出しているように見えるから、なおさら焦る。
だが、根のない芽はない。あなたが「中途半端」と切り捨ててきたものは、どれも根として残っている。見えていないだけで、無かったわけではない。
9月7日は「白露」。露が結んで、目に見える形になる日
ここで、暦の話を少しさせてほしい。
昔から日本には、一年を二十四に区切って季節の目印にする、**二十四節気(にじゅうしせっき)**という暦がある。「立春」「夏至」を聞いたことがあるなら、あれの仲間だ。太陽の位置で日付が決まり、占いカラスが使う暦は国立天文台が毎年公表する数値に沿っている。
その暦でいうと、9月7日は白露(はくろ)。「白い露」と書く。朝晩が冷えはじめ、草の葉に露が結んで、朝日に白く光って見えるころ、という意味だ。
夜のあいだ、空気のなかに見えない形で漂っていた水分が、この時期、露という目に見える形になる。
見えないものが形になるのは、あなたの積み重ねも同じ
なぜ暦の話をしたか。
露は、急に生まれるのではない。空気のなかにずっとあった水分が、条件がそろったときに、はじめて目に見える一粒になる。
**あなたの積み重ねも、これと同じだ。**見えないところにずっとあったものが、時期が来ると、目に見える形になって現れる。白露は、その「見えないものが形になる」ことを教えてくれる区切りだ。9月の初めごろを、これまでの積み重ねが形になりはじめる目安として、頭に置いておくといい。
焦って今すぐ何かを成し遂げようとしなくていい。露が結ぶのに時期があるように、あなたの結果にも、現れる時期がある。
それまでにやっておくこと
積み重ねが見えないうちは、それを自分の目に見える形にしておくと、自信の芽が出やすい。どれも今日できる。
- これまで続けたことを、一つ書き出す。 三日坊主だと思っているものでも、三日は続いた。ゼロではない。続いた事実だけを見る
- 今日できたことを、寝る前に三つ書く。 「朝起きた」でいい。できなかったことを数える癖を、できたことを数える癖に置き換える
- 人と比べる時間を、意識して減らす。 SNSは、他人の芽だけが並ぶ場所だ。根は写らない。見る時間を短くする
- 小さいことを、一つだけ最後までやる。 本を一冊読み終える。部屋を一か所片づける。「最後までやった」という手応えが、自信の最初の一粒になる
自信は、大きな成功からではなく、小さな「できた」を目に見える形にすることから育つ。
数の巡りから見る、自信の育ち方
生年月日の数字を一桁になるまで足していくと、その人の運命数が出る。数によって、自信の育ち方には向きがある。
| 運命数の傾向 | 自信の育て方 |
|---|---|
| 1・3・5・8(動きの数) | 行動の数で自信がつく。小さくても、やってみた回数を増やす |
| 2・6・9(人との数) | 誰かの役に立つと自信がつく。感謝された経験を覚えておく |
| 4・7(積み重ねの数) | 継続で自信がつく。同じことを続けた日数が、そのまま自信になる |
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それでも、自分を認められないなら
ここまで書いたことは、結局「積み重ねを目に見える形にして、時期を待とう」という話だ。
だが、渦中にいる人にとって、それは簡単ではない。長年「自分はだめだ」と思ってきた癖は、書き出しくらいでは変わらない。書き出したところで「こんなの成果じゃない」と、また自分で否定してしまう。
そういうときは、誰かに話してしまうのがいい。友だちには「そんなことないよ」で流される。家族は身内びいきに聞こえる。だから、利害のない相手に話す。占い師に相談するのは、その方法のひとつだ。
答えをもらうためというより、自分が本当は何と比べて自信をなくしているのかを、口に出して確かめるために使う。話しているうちに「みんなと比べていたつもりが、本当は昔思い描いた理想の自分と比べていただけだ」と気づくことがある。比べる相手が幻だと分かれば、足りないという感覚は薄れていく。
まとめ
- 自信が持てないのは、能力がないからではなく、積み重ねがまだ形になっていないから
- 9月7日は白露。見えなかった水分が露という形になるように、あなたの積み重ねも形になる時期が来る
- それまで、続けたこと・できたことを書き出して、目に見える形にしておく
- 比べている相手は、案外、他人ではなく「理想の自分」だったりする
根のない芽はない。あなたが中途半端だと切り捨ててきたものは、全部、根として残っている。